サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でサッカー日本代表のDF長友佑都が叫んでいる「ブラボー」。そのアルファベット(BRAVO)の中の3文字を後ろから読むと…。3日付の読売新聞朝刊1面のコラム「編集手帳」が、そんな偶然の一致を「おお!」とユーモアを交えて伝えている。

3日付の読売新聞「編集手帳」から一部抜粋する。

「ラインの内か外か。ビデオ判定(VAR)が決勝点を演出した三笘薫選手の微妙な切り返しをインプレーと見極めた。選手の団結や努力が導いたミリ単位の成功を見逃さないでくれた。公正とは信じるにたる言葉だと思った◆アルファベットでブラボーはBRAVOと書く。中の3字を後ろから読むと、おお!」

国際サッカー連盟(FIFA)は、W杯1次リーグE組のスペイン戦で日本が勝ち越し点を奪った場面について、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がゴールライン付近を撮影するカメラの画像を確認して判定したと発表した。三笘の折り返したボールがラインを割ったかどうかが、VARの確認によって認められ、「ブラボー」と喜べるような日本の勝利が裏付けられた。

VARとは、試合映像を視聴覚室で見てピッチの主審らをサポートする審判員のこと。主審が確認できなかった重大な事象のみ介入し、最終的には主審が判定を下している。