16日の26年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第1戦で日本と対戦するミャンマーは15日、試合会場のパナソニックスタジアム吹田で公式会見と公式練習を行った。

今年3月に就任したドイツ人のミヒャエル・ファイヒテンバイナー監督(63)は、日本戦の目標について「日本はアジア最強」と前置きし「最初の15分間で、日本にゴールを決めさせないこと」と、まずは守備を優先させることを明言した。

21年5月の前回カタール大会のアジア2次予選では、同じアウェーで日本に0-10と大敗している。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで、日本の18位に対してミャンマーは158位。まだW杯本大会出場がなく、指揮官は「目標は小さく定めて、まずは試合の出だしをどうするか、ハーフタイムでどう修正していくのか」と細かく設定。「非常にタフで厳しい戦いになる」と覚悟を決めている。

主将のMFマウン・マウン・ルイン(28)は「日本はアジアで最強。W杯(カタール大会で)でドイツに勝った。ワールドクラスなので、一丸となって最善を尽くしたい」と気を引き締めた。

一方、2年前の大敗も経験した主将は「当時とはチームの状況が違う。(母国は)政情不安もあり、集中できなかった。選手は今、タイやインドネシアでプレーし、レベルが上がっている。状態も状況も違う」と、自信ものぞかせた。

ミャンマーはビルマと呼ばれた1960年代、アジアでは強豪国で、68年アジア杯で準優勝、66、70年アジア大会では優勝している。その後は低迷し、10月に行われた今回のW杯アジア1次予選では、5-1でマカオに大勝して2次予選に進出していた。

また、2年前の日本との対戦後、ミャンマーの選手が帰国を拒否して難民認定を受けたことについて、指揮官は「申し訳ないがコメントを控えたい。私の置かれている状況を理解してほしい」と話した。