パリ五輪を目指すU-23(23歳以下)日本代表は20日、京都市内で合宿3日目の練習を行った。

U-23マリ戦(22日・サンガS)、同ウクライナ戦(25日、北九州)を控える。すでにパリ五輪出場を決めている相手との2戦。FW藤尾翔太(22=FC町田ゼルビア)は「五輪で当たる可能性もある相手。相手の強度を確認したり、自分のやれる部分を多く見つけて、結果につなげていければ」と今回の試合での目標を語った。

藤尾は、今季J1を戦う町田で、ここまで4戦すべてに出場して2ゴール。

「多くないチャンスの中でゴールを決められているのは、自分にとってポジティブな部分。チーム(町田)が勝って僕も点を取ってここに来ているので、メンタルの状態もいいし、流れもいい」

確かな自信を手にして合宿に参加しており、もちろんU-23代表としても得点を狙っている。

U-23代表での得点イメージはチームメートとも共有しており、その精度を上げることに注力する。

「ボランチから背後のボール、クロスが多くなると思うので、その入り方、タイミングの意思疎通をして試合に入りたい」

巡ってきた決定機を確実に仕留めるため、着々と準備を進める。