サッカー女子日本代表なでしこジャパンが5日、スペイン遠征から帰国した。パリ・オリンピック(五輪)代表最終選考の場は、ニュージーランド代表との2連戦に連勝。若手が18人の代表メンバー入りへ猛アピールした。空港で対応した池田太監督(53)は「悩ましいです。ここから大変な自分の仕事ですけど、やらないといけない」と五輪対戦国の分析も進めつつ、総合的に選考していく。
今回の遠征では、昨年のワールドカップ(W杯)では練習要員だった最年少18歳の古賀塔子(フェイエノールト)と、19歳の谷川萌々子(ローセンゴード)が存在感を高めた。球際に強い古賀はDFと中盤の底で試され、CKを頭で合わせて代表初ゴールをマーク。谷川は守備的MFで力強いボール奪取とテンポのいい配球で、チームに躍動感をもたらした。前線では20歳の浜野まいか(チェルシー)が代表初得点を含む2ゴールでアピールをみせた。
一方で、既に攻撃の軸としての自覚十分のドリブラー、藤野あおば(20=日テレ東京V)も負けじと1得点をマーク。池田監督はW杯得点王の宮沢ひなた(24=マンチェスターU)ら主力も、複数のポジションでテストした。パリでの本番は、夏場の連戦で厳しいやりくりが求められるため、18人はさまざまな組み合わせを想定した上で選ばれることになりそうだ。

