日本の壁が戻ってきた。DF冨安健洋(27=アヤックス)が、英国遠征(28日スコットランド戦=ハムデンパーク、31日イングランド戦=ウェンブリー)に臨む日本代表メンバーに1年9カ月ぶりに代表復帰を果たした。

W杯メンバー発表前、最後の代表活動で招集に踏み切った森保監督は「ハイクオリティーを知っている選手の1人。彼のこれまで経験してきたことを彼自身のプレーでしっかりと見せてほしい」と期待を寄せた。

冨安はここまで度重なるけがに苦しんだ。23年に右膝を手術。1度は復活したものの25年2月にも再び手術を受ける状況に追い込まれ、長期離脱していた。24-25年シーズンの公式戦出場は1試合だけ。昨年夏にアーセナルと双方合意の上で契約を解除し、その後は所属なしでリハビリに専念していた。

昨年末にオランダの名門アヤックスに6月末までの短期契約で電撃合意すると、今年2月に待望の新天地デビュー。今月15日のスパルタ戦では先発出場も飾るなど存在感を増していた。10代から日本の最終ラインを統率した逸材。2戦目の会場であるロンドンはかつてプレーした思い入れの深い土地で「元気な姿をアーセナルのファンに見せられたら、最高のシナリオ」と語っていた通りの展開となった。【佐藤成】

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