<コンフェデレーションズ杯:日本1-2メキシコ>◇1次リーグA組◇22日◇ベロオリゾンテ・ミネイロン競技場
日本代表のザッケローニ監督はショックを見せず、冷静に敗因を語った。
-なぜ負けたか。
「メキシコの方が上だった。日本は(19日の)イタリア戦の疲労が残り、徐々に精彩を欠いていった。チームの陣形が間延びしてしまった。選手を大幅に入れ替えると連動性が消えてしまうので、それはできなかった」
-先発メンバーを3人変更した。
「メキシコは190センチ以上の選手が3人。高さがほしかったので酒井宏を使った。栗原の起用は、吉田が万全ではなかったからだ」
-3連敗。総括を。
「勝ち点は欲しかった。その点では心底残念だが、それより選手の資質を見極めたかった。ブラジル戦は消極的で試合にならず、イタリア戦は最高の試合をした。70分間は優勢だった試合で負けてはいけない。強豪国との差を、残り1年で埋めていきたい」。