リオデジャネイロ五輪アジア最終予選に向けて、開催国カタールで合宿中のU-23(23歳以下)日本代表MF遠藤航(22=浦和)が、9日にも復帰できる見通しとなった。首都ドーハに着いた3日にインフルエンザを発症。隔離されて静養していたが、一時は38度を超えた熱が36度前後まで下がった。8日はチームメートと朝食をともにし、ホテル内のジムで元気に体を動かしたという。

 9日は午前午後の2部練習を予定。遠藤は別メニュー調整となる見込みだ。主将の離脱中にチームは対外試合2連勝。大黒柱なしで結果を出した手倉森誠監督(48)は「航がいなくても勝たないといけない。カバリングだと言った。これから復帰してくるので、大会終盤まで元気にやってくれるでしょう」と話した。