サッカーU-23(23歳以下)日本代表が12日、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23アジア選手権(カタール)の1次リーグB組初戦、13日の北朝鮮戦に向けてドーハ市内で最終調整を行った。

 約1時間、体のキレを出すためのダッシュ系メニューやハーフコートの紅白戦を実施。最後は攻撃陣が長短のシュート練習を行って締めくくった。

 3日にドーハ入りしてからの10日間を負傷者なく終え、手倉森誠監督(48)は「先発は明日の試合前ミーティングで選手に伝えたい。あわただしかった今までの大会と違い、この日を落ち着いて迎えられた」とリラックスした表情。背番号10のMF中島翔哉(21=東京)は「すごく大事な大会なので楽しみ。北朝鮮のプレッシャーはかなり厳しそうだけど、シンプルにプレーすればチャンスは来ると思う」とイメージを思い描いた。