G大阪は5日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝、アデレードとの第1戦を迎える。試合前日の4日は試合会場の大阪・万博競技場で西野朗監督が公式会見に臨んだ。西野監督は「リーグ戦、カップ戦といくつものファイナルを経験してきたが、ACLの決勝戦は違う。今まで体感したことのない雰囲気になると思う。日本の代表として(昨季の浦和に続く)連覇を成し遂げないといけない」と気持ちを引き締めた。

 優勝すれば、日本人監督として初めてアジア王者に立つが、指揮官は「日本人監督ということではなく、G大阪としての成果だと考えている。そこに私はたまたま居合わせるだけ」と話した。

 第2戦は12日に敵地で行われ、G大阪は優勝すれば12月11日に日本で開幕するクラブW杯の出場権を獲得する。