右膝を負傷し長期離脱が続いている東京の元日本代表FW平山相太(30)が“実戦復帰”した。

 3日の東京・小平市内の練習で、クロスシュートに入ってプレー。全体練習後にはサブ組のミニゲームに出場した。まだプレーに制限こそかかっているものの、対人プレーのある実戦ゲームに出場。復帰に前進した。平山は「こういう風にやっていけば、徐々に戻っていくと思う。まだ動きに制限があるんで、少しずつそれもなくしていきながらやっていければいい。焦らずやっていきたい」と話した。

 城福浩監督(54)も「(復帰には)慎重にやりたい。3歩進んで2歩下がる状況で見極めていきたい。合流するには最低限走れるようにならないと。我々は沖縄キャンプから相当追い込んできましたから」と万全の状態になってから復帰させる意向だ。