日本サッカー協会の常務理事に、協会の専務理事を辞めてJリーグの副理事長となった原博実氏が就任することが9日、関係者の話で分かった。

 原氏は1月の日本協会会長選挙で敗れ、新会長に当選した田嶋幸三副会長からは降格人事となる理事職を提案されていたが、日本協会を退職してJリーグ入りした。Jリーグから選出される協会の常務理事となる。これまではJリーグ専務理事だった中野幸夫氏がこの役職を務めていた。

 日本サッカー協会の新体制は3月10日の理事会、同27日の評議員会を経て正式に発足する。