J2熊本FW巻誠一郎(35)が、被災者向けにサッカー施設を無料開放した。地元の宇城市内に開校した「巻フットサルセンターカベッサ熊本」のフットサルコートの点検が終わったことを受け、この施設を希望者が自由に利用できることを、SNSなどで告知。20日は早朝から、地元の子どもたちが現れ、巻と一緒に走り、ボールを蹴った。

 巻はフェイスブックでこの様子を紹介し「子どもたちの笑顔で1日がスタートできて最高です」とコメントした。コートだけでなく、シューズやボールも無料で貸し出し。「シャワーも出ます。サッカーしない方もお気軽に」と避難中の被災者向けにシャワーブースも貸し出している。