J2熊本の池谷友良社長は27日、熊本地震の影響で、5月22日に熊本市の本拠地うまかな・よかなスタジアムで予定していた第14節の水戸戦の開催を断念したことを明らかにした。

 アウェーとなる水戸市のケーズデンキスタジアム水戸で開催するか、県外の代替会場で主催試合として行うか、Jリーグと協議しているという。

 本拠地は被災地に届ける救援物資の拠点などとして使われており、通常運営に戻るめどが立っていない。

 28日にも第15節の町田戦が組まれており、開催可否の判断は5月10日をめどに決定するという。池谷社長は「(熊本の)ホームで一日でも早くやるのが希望」と話した。