天皇杯3連覇を逃し今季無冠に終わったG大阪が25日、大阪・吹田市内のクラブハウスで解団式を行った。来季タイトル奪還を目標に掲げる長谷川監督は「今季とひと味違ったサッカーを目指したい。ベテランと若手を融合させたい。遠藤というすごい選手を(来年1月に誕生日を迎え)37歳でもやれるヤットを見せていきたい」と、あらためてMF遠藤を中心としたチーム作りを目指す。

 主力の退団も多く、神戸移籍が内定したMF大森は「サッカー人生は短い。いろんなところで経験したい気持ちがあった」と心境を吐露。DF岩下はJ2降格の福岡に移籍することになり「ガンバではタイトルも取れてやれることはやった」。来季ACLのプレーオフ出場権を得られるかは天皇杯での他クラブの結果次第。始動は来年1月15日頃を予定している。