磐田は4日、FW中村祐輝(29)が昨季限りで現役を引退したと発表した。

 クラブの公式サイトで中村は「これまでのサッカー人生、たくさんの人々に支えられ、歩んできました。僕に携わってくれたすべての人々に感謝したいです。また、サッカー人生の最後に地元の名門であるジュビロ磐田でプレーできたことをうれしく思います。今まで応援ありがとうございました」とコメントした。

 中村は藤枝東高、国士舘大を経てルーマニア2部、チェコ1部、スロバキア2部と東欧のクラブを渡り歩き、13年7月にJ2岐阜入り。15年から磐田に加入し、1年目のJ2では15試合に出場したが、昇格した昨季のJ1では出番がなかった。

 Jリーグでの通算成績は、J1リーグ0試合0得点、J2リーグ25試合2得点、リーグカップ戦2試合0得点、天皇杯6試合4得点。