横浜F・マリノスはアルビレックス新潟に1-1で引き分けた。右ふくらはぎを痛め前節鹿島戦を欠場したFW斎藤学(26)が先発に復帰した。

 横浜は序盤から新潟ゴールに襲いかかる。前半4分にMFマルティノス(26)のパスにFWヴィエイラ(28)が飛び込むがネットを揺らせない。新潟は横浜の最終ラインの裏を徹底して狙い反撃に出る。

 先制したのは横浜。前半33分、マルティノスがペナルティーアーク付近から左足の強烈なミドルシュートを決めた。その後も斎藤、ヴィエイラがともに決定機を迎えたが決めきれない。新潟は前半40分、横浜の最終ラインとGKの連係ミスを突き、FWホニ(21)のシュートで同点に追いつき1-1で前半を折り返した。

 後半も一進一退の攻防が続き、後半43分には斎藤がエリア内をドリブルで仕掛けチャンスをつくるもシュートまでつながらず。後半44分には途中出場のMF遠藤渓太(19)がシュートを打つもGKの正面だった。どちらも勝ち越し弾を奪えずドローに終わった。