清水エスパルスMF金子翔太(21)が、前半14分にJ1通算2万ゴールを決めた。

 自陣でボールを奪ったDF鎌田翔雅(27)がそのままドリブルで駆け上がり、右サイドのFW鄭大世(33)にパス。鄭の低い弾道のクロスを、ファーサイドに走り込んだ金子が左足で押し込んだ。

 試合後、チームメートから「おめでとう」と声をかけられ、金子は「いろんな人が2万ゴールを狙っていたと思うけど、自分もしたたかに狙っていた。素直にうれしい」と話した。

 金子の102秒後に2万1点目を決めたのは、G大阪のMF井出口。同世代で、育成年代の代表ではチームメートだった。「先に決められて良かったです。今は同世代が活躍しているので、自分はまだまだ。いつか追いついて、追い越したい存在」と笑顔だった。