鹿島アントラーズは31日、石井正忠監督(50)の解任を発表した。

 後任には大岩剛コーチ(44)が昇格する。

 クラブ公式サイトでは「ACL敗退と今季の成績を総合的に考慮したうえで契約解除を決定」としている。

 15年7月、トニーニョ・セレーゾ氏の解任に伴い監督に就任。同年に3年ぶりにナビスコ杯を制し、昨季は第1ステージで優勝。チャンピオンシップで浦和レッズを破り6年ぶり5度目のリーグ優勝を果たし、開催国枠で出場したクラブW杯では準優勝する快進撃を見せ、9年ぶりに天皇杯も制した。しかし、今季はここまで7勝5敗の勝ち点21で暫定7位。ACLでは決勝トーナメントに進出したが、1回戦で広州恒大(中国)に2戦合計2-2としたがアウェーゴールの差で敗退し、8強入りを逃していた。

 次戦は6月4日のアウェーでの広島戦。