アウェーのガンバ大阪が、2年ぶりにヴィッセル神戸との阪神ダービーを制した。

 後半7分、今季初先発のFWパトリック(29)を下げ、FW長沢駿(28)を投入した。0-0の同25分、MF倉田秋(28)のクロスに長沢がダイビングヘッド。ゴールネットを揺らすと、ベンチに走ってパトリックらと抱き合って喜んだ。

 長谷川健太監督(51)は、6月末に契約満了となるパトリックを先発に起用した理由について「紅白戦から一番アグレッシブにやってくれたから」と説明。「パトリックがいけるところまで頑張ってくれた。その頑張りが長沢のゴールにつながった」と目を細めた。