ジェフユナイテッド千葉FW清武功暉(26)が、が、東京ヴェルディ戦の前半26分、右足でFKを直接たたき込み、決勝ゴールを決めた。

 ゴール前25メートル付近でFKを得ると、右足を一閃(いっせん)。ゴール左に突き刺さると、両手を上げて喜んだ。1-3で敗れた、17日の水戸ホーリーホックとのリーグ戦で後半ロスタイムに決めたのに続き、公式戦2戦連続のFK弾となった。

 試合後、清武は「ボム(DFキム・ボムヨン)がフェイントをかけてくれて、GKが動いて、戻ってくるところを狙った。(FW)ラリベイと(MF町田)也真人くんが隠してくれた。あの位置なら狙える距離…いいボールだった」と振り返った。

 そして「あそこでFK、というのが自分の持ち味。あそこで自分から積極的に仕掛けたことによって、生まれたFKだと思う。もっと、もっと仕掛けを増やしたい」と意欲を見せた。一方で「僕自身、1対1もあった。ラリベイにも3、4回、チャンスがあった。也真人くんが、すごいいいパスを供給してくれていたので1点、決めてあげないと…決められるように、しっかり準備したい」と課題にもしっかり向き合っていた。【村上幸将】