ガンバ大阪のブラジル人コンビが勝利に貢献した。

 前半9分、6試合ぶりに先発したFWアデミウソン(23)がMF倉田からのロングパスを受け、左クロスを入れた。これがオウンゴールを誘発。さらに後半25分にはMF井手口のゴールを右クロスでアシストした。

 2-2の後半ロスタイムにはDFファビオ(28)がMF藤本のFKをバックヘッドで合わせて勝ち越しに成功。アデミウソンが2得点に絡み、ファビオが決勝弾を決めた。

 横浜から今季加入したファビオは移籍後初ゴールとなり「僕のやるべきことは全力で守備をすることだが、得点が生まれたことはうれしい」と笑顔を見せた。

 アデミウソンは「チームの勝利に自分も貢献できた。得点は生まれなかったので、得点を意識したい。スタートから出てもベンチでも、自分の最高のパフォーマンスをしないといけない」。一時はコンディションが上がりきらなかったが、真面目に練習に取り組んできた。

 ブラジル人助っ人の活躍に長谷川監督も「アデ(ミウソン)が2点に絡んでくれた」と満足そうだった。