浦和レッズが緊急ミーティングで再浮上への決意を新たにした。3日は午前10時から練習の予定だったが、開始時刻になっても選手は練習場に現れない。ペトロビッチ監督の意向でクラブハウスで急きょミーティングが開かれた。最近5試合の全失点シーンを全員で見返し、約50分間、指揮官の怒声は室外まで響いた。同11時前に練習場に出た選手は、気温29度と蒸し暑い中、実戦形式などで汗を流した。

 6月はリーグ3連敗と調子を落としたが、ペトロビッチ監督は選手に「悪いのは私」と励ますような言葉をかけてきた。連敗を脱出した後のタイミングでのゲキにDF森脇は「悪いときに選手をののしるような監督じゃない。言いたいことも、いつ話すか考えてくれた」と受け止めた。4-3で勝った1日のサンフレッチェ広島戦は2点先取しながら3失点。5日のアウェー川崎フロンターレ戦へもう1度気を引き締めた。