清水エスパルスDF松原后(20)が、2戦連続アシストを狙う。2日、清水三保グラウンドで次節アウェーサガン鳥栖戦(5日)に向けた全体練習に参加。練習参加している高校生やユースの選手とともに、居残りでクロス練習にも励んだ。

 左サイドバックの松原は、前節アウェー横浜戦(7月29日・2-2)で今季初アシストをマークした。後半25分に左サイドをドリブル突破。FWミッチェル・デューク(26)とのパス交換で抜け出し、FW鄭大世(33)の同点弾を演出した。「サイドバックとしては、自分のゴールよりもアシストの方がうれしい」。

 鳥栖戦に向け、小林伸二監督(56)からは「(鳥栖の)サイドが空く。后のクロスから決められたら」とキーマンに指名された。松原は、その期待に応えるべく「クロスは狙っていきたい。チームに合わせたプレーを出して、勝ち点を重ねたい」と話した。【保坂恭子】