ガンバ大阪が来季の新監督候補の筆頭に、元セレッソ大阪監督のレビークルピ氏(64=ブラジル)を挙げていることが15日、分かった。

 過去3度、C大阪を率いた同氏は、ドルトムント香川らを育て優勝争いの経験もあり、MF堂安ら有望な若手を輩出するG大阪が、戦力の底上げを図るには適任といえる。6月からブラジル1部サントスで指揮を執っているが、再び日本で指導することを希望しているといい、違約金を支払えばサントス側との契約解除も可能。ブラジル入りしている強化担当者が近く接触する予定だ。

 G大阪は将来的にはJ3G大阪U-23宮本恒靖監督(40)を昇格させる方針で、新監督はその土台作りも任される。強化担当者はブラジル滞在中に同じく候補者の元鹿島監督のオズワルド・オリベイラ氏(66)やトニーニョ・セレーゾ氏(62)とも接触する予定だ。