右膝前十字靱帯(じんたい)損傷で全治8カ月と診断された横浜F・マリノスMF斎藤は、W杯出場にこだわらない。

 診断内容の発表から一夜明けた27日、松葉づえ姿で「無理矢理W杯に間に合わせることは考えていない」と完治を優先する考えを示した。診断通りなら復帰は来年6月のW杯開幕直前となる。主将の立場から「どれだけみんながまとまるかがカギ」と自身の離脱を機に結束力が増すと信じていた。