浦和が上海上港を完封で下し、1勝1分けの2戦合計2-1で10年ぶりの優勝に王手をかけた。

 前半12分、左CKをFWラファエル・シルバ(25)が頭で合わせて先制した。守備陣もブラジル代表経験のあるエースFWフッキら強力な攻撃陣を体を張ってシャットアウトした。

 決勝進出を果たしたMF阿部勇樹は「まず失点しないということをみんな意識していた。その中でも恐れずやっていこうと話していた。無失点で勝てて良かった。どっちが先に点を取るかが重要だった。セットプレーからいいボールが入った。(4万超のサポーターに)最高です。もう1回(サポーターと)喜びたいし、勝利を味わいたい」を声をはずませていた。

 浦和はアジアの頂点へ11月18日に敵地でアルヒラル(サウジアラビア)と決勝第1戦に挑む。