清水エスパルスは、14年7月に解任したアフシン・ゴトビ元監督(53)が残る契約期間の報酬など約9000万円の支払いをクラブ側に求めていた件で、和解が成立したと20日、公式ホームページで発表した。

 ゴトビ氏は、残る報酬などを払わないのは不当として損害賠償を求め、昨年8月19日付で静岡地裁に提訴。昨年10月から口頭弁論が行われ、クラブ側は「ゴトビ氏の責任による契約解除であり、報酬を支払う義務はない」などと争う姿勢を示していた。クラブ側によると、今月に入ってゴトビ氏側と和解成立書を交わし、和解金を支払ったとしている。