日本女子サッカーリーグが来年11月にスペイン女子リーグの選抜チームを招き、プレナスなでしこリーグ選抜との国際親善試合を開催する方向で調整していることが2日、分かった。来年はリーグ創設30年目の節目を迎えるため、記念イベントとして計画している。

 日本代表「なでしこジャパン」以外にも海外勢との対戦機会を与える新しい試みで、田村貢専務理事は「リーグの活性化につながれば」と期待している。選抜チームのメンバーはファン投票で決める方針という。

 スペインでは国際サッカー連盟(FIFA)の2016~17年シーズン最優秀女子選手に選ばれたオランダ代表のマルテンス(バルセロナ)や、日本代表経験のあるGK山根(ベティス)らがプレーしている。