J2ファジアーノ岡山は25日、元日本代表DF加地亮(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 加地は滝川第二高から98年にセレッソ大阪入り。大分トリニータ、FC東京を経て、06年にガンバ大阪に入団し、08年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝などに貢献した。

 J1通算300試合3得点、J2通算199試合4得点で日本代表としても活躍。06年W杯ドイツ大会に出場した。主に右サイドバックで国際Aマッチ64試合2得点だった。

 14年には米国のMLSリーグで15試合に出場。15年からJ2岡山入りし、昨年のプレーオフ決勝進出に貢献した。

 加地はクラブを通して「20年間のプロサッカー生活から引退することを決断しました。これまで応援してくださった皆さん、在籍したすべてのクラブの皆さん、ありがとうございました。こういうコメントは苦手なので、記者会見ですべてを話そうと思います」とコメントした。27日に記者会見が行われる予定になっている。