清水エスパルスが9試合ぶりの白星を飾り、J1残留を決めた。ヴィッセル神戸は3連敗で今季リーグ戦を終えた。

 ホームの神戸が先制した。前半13分、DF高橋峻がボールを奪い、カウンターを仕掛ける。MF藤田から再び高橋峻とつなぎ、最後はFW渡辺が3試合連続ゴールを決め、先制した。

 対する清水は同19分、FW北川がFKを直接決めて追いついた。7分後には、神戸DFに当たったボールに反応したMF増田が今季初得点を決めて逆転。2-1で前半を折り返した。

 自力でJ1残留を決めたい清水は後半12分、FW鄭大世が頭で押し込んでリードを広げると、そのまま逃げ切った。神戸は何度もゴール前まで攻め入ったが、好機を決めきれなかった。