クラブW杯に出場する浦和レッズは9日に開催国枠のアルジャジーラ(UAE)との初戦を迎える。8日に首都アブダビのスタジアムで公式会見が行われ、MF阿部勇樹主将(36)と堀孝史監督(49)が出席した。

 浦和は07年に3位となって以来、10年ぶり2度目の出場となる。10年前も同大会を経験した阿部主将は「さらによくなるチーム。そのためにも今大会は重要」と、勝利にこだわる姿勢を見せた。堀監督は「相手は開催国チームということでむずかしい試合になると思うが、アジア・チャンピオンズリーグも経験しているのでいい戦いができると思う」と語った。

 昨年の大会は開催国枠で鹿島が出場し、欧州王者レアル・マドリードを追い詰めたことで話題になった。浦和もアルジャジーラに勝てば、次戦の準決勝でRマドリードと対戦する。阿部主将は「鹿島が素晴らしい成績を残したことは知られていますが、気にすることなく戦いたい」と、あくまで自身の力を出し切ることが大事だと語った。