ベガルタ仙台が、リーグ戦で初優勝した川崎フロンターレのDF板倉洸(20)を期限付き移籍で獲得することが13日までに濃厚になった。

 関係者によると大筋で合意し、交渉の最終段階に入ったという。板倉は川崎Fの下部組織出身で、センターバックとボランチをこなす。足元の技術と対人の強さが武器で、186センチの長身で空中戦に強い。今季53失点の仙台は守備の補強が急務だった。板倉はU-20(20歳以下)日本代表として5月のU-20W杯韓国大会に出場。東京五輪世代の逸材としても期待されている。