J1柏レイソルは16日、18日のリーグ戦ガンバ大阪戦(吹田S)に向けて調整した。

 アウェーでACL1次リーグの傑志(香港)戦を戦い、昨日帰国したばかり。チームは2月20日のACL天津健権戦から中3~4日で7試合を戦う過密日程をこなしてきた。締めくくりとなる次戦に向け、DF中山雄太は「アデミウソンや長沢選手にやられたこともありますし、ファン・ウィジョも能力が高い」と警戒した。

 現在、G大阪は開幕から3戦全敗の最下位に沈んでおり、ホームでの必勝を掲げて戦ってくる。MF小泉慶は「代表経験のある選手もいるし、何ひとつ油断できる相手ではない。自分たちもここで勝たないと上と差が開いてしまうし、なんとしても勝ちたい」と意気込んだ。

 MFキム・ボギョンはC大阪時代の10~12年に、当時同クラブの監督で、現在はG大阪で指揮を執るクルピ監督の指導を受けた。同監督について「当時の話にはなりますが、技術的な選手を好んで使うイメージがあります。ピッチ内では非常に情熱的な方ですが、ピッチの外では優しい人。相手どうこうというより、自分たちのサッカーを行うことに比重を置いていた」と話した。