ジュビロ磐田と清水エスパルスによる「静岡ダービー」は、勝ち点1を分け合う形となった。

 序盤から一進一退の攻防が続いた。アウェーの清水は前半8分、MF石毛が豪快なミドルを放ったが、シュートは惜しくもポストを直撃した。ホームの磐田も同42分、3試合ぶりに先発復帰したMF中村が右CKを直接狙ったが、GKに阻まれた。互いに無得点のまま、前半を折り返した。

 後半も互いに好機をつくった。磐田は同2分、中村のCKをFW川又が頭で合わせた。同11分にもCKの混戦から再び川又が狙ったが、いずれもGKに阻まれた。清水も同8分、混戦からMF石毛が抜け出したが、こちらもGKがシュートを阻止した。

 試合はそのまま終了。磐田のカミンスキーと清水の六反、両チームGKの好セーブもあり、引き分けに終わった。