小学生サッカー「春の日本一」を決めるJA全農杯の北海道大会が開催され、前年優勝のエスピーダ旭川など4チームが準決勝に駒を進めた。

 子どもたちの真剣なプレーを、激励に訪れた元日本代表の北沢豪氏が「チャンピオンズリーグより面白いね」と絶賛した。開会式で「世界を目指したプレーを」と選手たちにメッセージを送った後、試合を観戦。好プレーに拍手を送りながら「うまい!」「いいね!」を連発した。「全国各地でいい指導者が育って、地域格差はなくなりつつありますね。ご家族たちのサポート体制も素晴らしい。日本サッカーの将来が楽しみです」と相好を崩していた。

 8日に準決勝、決勝が行われ、優勝チームが5月に行われる全国決勝大会に進出する。

 全試合の結果は以下の通り

▽トーナメント1回戦 YELL FC(苫小牧)1-0最北FC(宗谷)、釧路コンバット(釧路)1-0滝川名明苑ジュニアFC(北空知)、FC DATE少年団(室蘭)3-1FC大曲ジュニア(千歳)、北海道コンサドーレ札幌A(札幌)4-0帯広FC(十勝)、FC網走(網走)7-1クリアールサッカースクール(苫小牧)、北海道コンサドーレ札幌B(札幌)3-0朝里サッカー少年団(小樽)、エスピーダ旭川(旭川)4-2FC中標津(根室)、岩見沢ジュニアFC(空知)4-2アスルクラロ函館(函館)

▽2回戦 釧路コンバット3-0YELL FC、北海道コンサドーレ札幌A2-0FC DATE少年団、北海道コンサドーレ札幌B2-2(PK5-4)FC網走、エスピーダ旭川12ー0岩見沢ジュニアFC