ジュビロ磐田FW小川航基(20)が、次節ホーム・サガン鳥栖戦(15日午後3時、ヤマハ)出場を狙っている。

 7日のホーム清水戦後、昨季大けがを負った左膝のケアで離脱していたが、この日、チーム全体練習に合流。実戦形式の練習では、3ゴールを記録するなど軽快な動きも見せた。「膝との付き合い方も少しずつ分かってきました。今は状態も良いと思います」。

 チームは、前日11日のアウェーG大阪戦に0-2で敗れ、開幕から7試合中5試合で無得点になった。小川航自身、FWとしての責任を感じている。「(FW川又)堅碁くんが背負っている重圧はすごいと思うし、助けたい。自分がここで点を取れば、大きく状況も変わると思う。しっかり膝と向き合いながら、出るつもりでやっていきます」。

 熱い気持ちを胸に、ピッチに立つ準備を進めていく。【前田和哉】