アルビレックス新潟は横浜FCに0-1で敗れ、2連敗。これで5試合未勝利になった。順位は17位のままで、第6節徳島戦(3月25日)以来のホーム白星は、またしてもならなかった。

 新潟はベテラン勢が奮闘した。ツートップのFW田中達也(35)FW矢野貴章(34)は、開始から労を惜しまずプレスをかけ、球際で激しくボールを奪い合った。カバーはボランチに入ったMF小川佳純(33)がこなす。右サイドバックのDF安田理大(30)はたびたびサイドで起点をつくった。前半18分には安田のクロスから矢野がヘディングシュートにつなげた。

 泥くさく戦った。だが、後半28分、横浜FCのFW戸島章(26)に先制点を決められ、逃げ切られた。試合前、1200人のサポーターが応援歌を歌いながら、スタジアム入りする選手が乗ったバスを出迎えた。その期待には応えられなかった。