北海道コンサドーレ札幌ミハイロ・ペトロビッチ監督(60)が新システムを試した。

23日、札幌・宮の沢で明日25日アウェー清水エスパルス戦に向けて練習。ミニゲームでは広島、浦和時代から採用する3-4-2-1ではなく、3-5-2の布陣でプレーさせた。主にFWジェイ、都倉を前線に置き、MF深井、駒井、アンカー宮沢の3ボランチ。試合途中でのシステム変更はこれまでもあったが、浦和でも指導を受けた駒井は「(スタートからの)2トップはなかった」と話す珍しい試みだった。

トップ下のシャドーとして主力のMFチャナティップは次節出場停止。試した布陣では中盤に厚みが増し、2トップの高さを生かした攻撃での得点を狙うスタイルになる。清水戦での採用は決定ではないが、駒井は「うちにはすごくいい2トップがいる。ストロングポイントを生かす」と、好アシストを誓っていた。