ケニア人で初のJリーガーとなった柏レイソルFWオルンガ(24)が、Jリーグ2戦目となったV・ファーレン長崎戦で、後半ロスタイム3分にJリーグ初ゴールを決めた。

過去、Jリーグでプレーしたアフリカ各国の選手の、主なJリーグ初ゴールを紹介する。

◆コートジボワール 名古屋グランパスMFオリビエは、アフリカ人初のJリーガーとして1996年(平8)3月30日の横浜マリノス戦(現横浜F・マリノス)戦でデビューし、4戦目となった4月17日のヴェルディ川崎(現東京V)戦の前半21分に初ゴール。試合は3-1で勝利。

◆カメルーン ガンバ大阪FWパトリック・エムボマは、1997年(平9)4月12日、ベルマーレ平塚(現湘南)でJリーグデビューし、後半27分、D抜きにかかったDFに当たって浮いたボールを、右足かかとでリフティングし、ゴールを背に左足でさらにリフティングし、回転してそのまま左足ボレーでたたき込んだ。日本代表GK小島伸幸から決めた、Jリーグ史に残るスーパーゴールだった。試合は4-1で勝利。

◆チュニジア ヴィッセル神戸FWジアードは、4戦目となった97年4月23日のジュビロ磐田戦でゴール。試合は1-2で敗れた。

◆ナイジェリア アビスパ福岡FWオビクは、1997年(平9)7月30日の鹿島アントラーズ戦でデビューし、1点を追う前半20分に同点ゴール。試合は1-3で敗戦。

◆ガーナ FWベンソンは、4戦目となった4月1日のV川崎戦で前半9分に決勝点となるゴールを決め、1-0勝利に導いた。

◆ブルキナファソ 浦和レッズのFWサヌは、10戦目となった2010年(平22)7月28日の京都サンガ戦で、後半8分に初ゴール。試合は4-0で勝利。