横浜F・マリノスは28日、横浜市内で29日のホーム清水エスパルス戦(日産ス)にむけて調整した。

26日のヴィッセル神戸戦に出場した選手らはランニングなどの軽めのメニューでリカバリーに努めた。その神戸戦で移籍後、初ゴールを決めたMF久保建英(17)は周囲から祝福を受けたことを明かしつつ「ホッとした気持ちが一番大きい。ずっと(FC東京で)試合に出れていなくて、自分にプレッシャーをかけていた部分があった。(得点をとって)よりリラックスできるんじゃないかなと思う」とさらなる活躍を誓った。

22日の天皇杯ベガルタ仙台戦にフル出場し、神戸戦は後半19分までプレー。中2~3日での連戦に「ちょっときついのはありますけど、思っていたよりかは楽なので」と話し、期待される2戦連発については「チームの勝利に貢献するだけ。(得点とは)違うところで貢献することもある。今はチームの勝ち点3しか見えていない」と冷静だった。

移籍後、初となる日産スタジアムでのゲームについては「初めてなので楽しみにしている。アウェーや、三ツ沢でもすごい量の声援が聞こえていたので、これが日産スタジアムだったらどんなものなのかワクワクしています」と話した。

チームにもすっかり溶け込んでおり、この日はポルトガル人のFWウーゴ・ヴィエイラと、ブラジル人のDFチアゴ・マルチンスと共にグラウンドに姿をみせ、ランニングなどを行った。「スペイン語を話せるというのもあって仲良くしてもらってます。いろいろ話しました」と明かした。

ポステコグルー監督は清水戦へむけ「チームがフレッシュになるように2、3人を入れ替えます」と多少のメンバー変更を示唆。神戸戦での久保のプレーについては「入ってほしかったポジションにしっかり入ってボールを受けることができていて、しっかりビルドアップにも関わり、ゴールという形もとれた」と評価し、続けて「そこを基盤として、どんどん次も継続していけたら」と期待を込めた。