雨中のゲームとなった一戦はホームの横浜F・マリノスが逆転勝ちし、今季初の3連勝を飾った。

前半21分に札幌のFWジェイにゴールを奪われ先制を許すも、直後の24分にゴール前でボールを受けたFW仲川輝人(26)が中央への鋭い切り返しで相手DF1人をかわして左足で流し込んで同点。続く42分には細かなパスワークで左サイドを崩し、最後は抜け出したDF山中亮輔(25)のグラウンダーのクロスボールをFWウーゴ・ヴィエイラ(30)が右足で押し込んで勝ち越し。横浜にとってJ1通算1350得点目となるメモリアルなゴールで逆転に成功した。

横浜は後半も攻撃の手を緩めずに攻め立てるが追加点は奪えず。追いすがる札幌の反撃も封じ、試合はこのまま終了。日本代表の森保一監督も見守る中、横浜が2-1で快勝し、順位を暫定9位に上げた。一方、勝てば暫定でACL出場権を得られる3位に浮上していた札幌は勝ち点を積み上げることができず、暫定4位のままとなった。