ヴィッセル神戸が連敗を5で止めたが、最下位のV・ファーレン長崎から勝ち点3を奪えなかった。前半22分に長崎がMF沢田崇(27)のゴールで先制。神戸は同30分、DF三原雅俊(30)のゴールで追いついた。

神戸は後半13分、右足の不安で2戦連続欠場中だったMFアンドレス・イニエスタ(34)が3試合ぶりの出場。何度も得点機を演出したが、勝ち越し点は奪えなかった。フアンマヌエル・リージョ監督(52)が正式に指揮を執った最初の一戦。勝利で飾ることは、かなわなかった。

◇試合後、イニエスタと一問一答

-久々の出場

イニエスタ 負け続けていた悪い流れを勝ち点1だが、切ることができてよかった。チームとしていいフィーリングで終えることができた。個人としても調子はいいが、100ではない。次の試合まで空くので、しっかり準備したい。

-リージョ監督は

イニエスタ 素晴らしい監督。チームが必要とするものをもたらしてくれる。ただ変化には時間がかかる。いい状態で練習できているので、これを続けていきたい。時間とともに結果がついてくると信じている。前の試合に比べて、いい試合ができた。これを忘れることなくやっていく。