日本サッカー協会は11日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を開き、来年度の第99回天皇杯決勝(20年1月1日)を新国立競技場で開催することを決めた。天皇杯決勝が国立で行われるのは6大会ぶりとなる。

現在建設中の新国立は、来年11月末に完成予定。日本協会によると、元日決勝は対外的に行う初めてのスポーツ競技大会となる。第100回大会以降も国立での元日決勝を目指すが、日本協会須原清貴専務理事(52)は「AFCの日程(アジア杯、ACLなど)や選手会の意向なども聞き入れ、調整していきたい」と話した。