ジュビロ磐田が、6試合ぶりの勝利を逃した。

序盤から出足で相手を上回り、セカンドボールを制圧。優位に試合を展開し、シュートはV・ファーレン長崎の3倍となる12本を放った。だが、ラストパスやシュートの精度を欠き、最後までネットを揺らすことはできなかった。FW川又堅碁(29)は「全員がファイトしていたし、内容としては良い部分も多かった。その分、1点を取りたかった」と悔やんだ。

それでも、アウェーで勝ち点1を獲得。前節の清水エスパルス戦で大量5失点を喫した守備でも、6試合ぶりの無失点と改善が見られた。名波浩監督(45)は「この失った(勝ち点)2を挽回できるように、残り5試合に全精力を注いでいきたい」と顔を上げた。