アウェーのサンフレッチェ広島が先手を取った。0-0の前半31分。右CKを中央のDF野上がコースを変えると、ゴール前でFWティーラシンが頭で押し込んだ。

ホームのジュビロ磐田は同22分にMF田口が、右足ミドルを放つもGK正面を突いた。その後も決定的な場面を作れないまま、前半が終了。広島が1点をリードして折り返した。

後半も広島が主導権を握った。ロングパスからのカウンターでゴールに迫った。同14分には、ティーラシンの折り返しをDF和田が左足で流し込み、追加点を奪った。

磐田も同20分から反撃を開始。右CKから生まれたこぼれ球を、FW川又が左足で押し込み1点差とした。同35分には、MF田口のシュートミスに反応したDF桜内がダイレクトで決め、同点とした。そして、同ロスタイム。右CKからの混戦でDF高橋が倒されてPKを獲得。これをFW小川航がゴール右に決めて、試合終了。

劇的な逆転劇で今季3度目の連勝を飾った磐田が、勝ち点3を獲得。広島は6戦勝ちなし(1分け5敗)となった。