鹿島アントラーズDF内田篤人(30)が、今日5日の天皇杯準決勝浦和戦で先発復帰することが濃厚となった。

4日、前日練習としては異例の紅白戦が行われ、スタメン組右サイドバック(SB)でプレー。連係やセットプレーを入念に確認し、約1時間半汗を流した。

先発すれば、左太ももの筋肉を損傷した10月10日のルヴァン杯準決勝の横浜F・マリノス戦以来、約2カ月ぶりとなる。「カップ戦って、準決勝が一番大事な気がする」と気を引き締めた。

内田の復帰で、右SBで出場していたDF西をボランチに据える新システムを試した。大岩監督は「まだ決めたわけじゃない」とメンバー変更を示唆しつつ「大伍(西)は経験もあるし、チームのやってほしいことをやってくれる。攻守の中心になってほしい」と期待を寄せた。【杉山理紗】