J1残留を果たした名古屋グランパスは5日、風間八宏監督(57)の続投を発表した。すでに最終節の湘南ベルマーレ戦後に小西社長が「来季も風間監督のもと、わくわくしたサッカーをお見せしたい」と続投を明言していたが、この日に正式に発表となった。

風間監督は17年にJ2に降格したチームの監督に就任。リーグ戦で3位となりJ1昇格プレーオフを制して1年でJ1復帰。今季は最後まで残留を争い、最終節の湘南戦終了時点ではJ1参入プレーオフ圏内の16位。だが、終了から約2分後に他会場のジュビロ磐田が勝ち越しを許し、得失点差で15位に浮上して残留を決めた。

来季は就任3季目となるが「今シーズンもたくさんのご声援ありがとうございました。本当に皆さんのおかげで、圧倒的なスタジアムを創っていただきました。また来シーズンも、共に、一体となり楽しみましょう」とクラブを通じてコメントした。