東京都市大塩尻(長野)は瀬戸内に0-1で敗れ、初戦敗退となった。

前半から相手にボールを握られる展開が続き、22分に失点。後半は修正して盛り返したが、最後まで1点が遠かった。高橋裕之監督(59)は「立ち上がりからプレスをかけて守備をしようとしたが、それ以上に相手がボールを支配してリズムを渡してしまった。瀬戸内は落ち着いていたし、うちは最後に仕事ができる選手がいなかった」と肩を落とした。

FW丸山楽人(3年)は「前半は引き気味になってしまって、相手にやりたい放題やられてしまった」と試合の入りを悔やんだ。それでも後半から修正し、最後まで果敢に戦ったことへの手応えも口にし「(選手権は)雰囲気が違いましたし、最高の雰囲気の中でサッカーができた。自分たちのやってきたことは出せたと思います」と敗戦にも表情はスッキリとしていた。