日本女子サッカーリーグは18日、都内で21日に開幕する「プレナスなでしこリーグ」の開幕会見を行い、同リーグ1部に参加する10チームの選手が意気込みを語った。

昨季にリーグ戦、カップ戦、皇后杯の3冠を達成した日テレのFW田中美南(24)主将はリーグ史上初の5連覇のかかる今季へむけ「(優勝が)当たり前でないといけないという意識で全員がやっている。男子にも引けを取らないレベルの高い試合をみせたい」と力を込めた。

6月にはW杯フランス大会も控えており、リーグでは今季から1部の毎節2試合を動画配信サイトYouTubeのリーグ公式チャンネルで配信するなど、女子の活性化にも力を入れる。11年W杯ドイツ大会優勝時には代表選手の所属クラブの試合を中心にリーグ戦にも多くの人が訪れる“なでしこフィーバー”が巻き起こった。しかし、当時から入場者数は減少傾向にあるといい、田中も「選手が試合後に(次の)試合のチケットを売りに行ったり、プレー以外の部分でもその面白さを発信していけたら。見に行こうかなと1歩踏み出してもらいたい」と再フィーバーを誓った。