鹿島アントラーズMFレオ・シルバは、この日11歳の誕生日を迎えた長男ヴィートル君にささげる決勝点を決めた。

1-1で迎えた後半36分、約50メートルをドリブルで持ち上がりゴール。ハーフライン付近でボールを受けたときは「中の人とワンツーしようかと考えていた」というが、名古屋の選手が中央に絞っていくのに合わせてドリブルで切り込んでいったら「いつの間にかペナルティーエリア内にいた」。最後はフェイントでDFをかわして、狭いコースに流し込んだ。試合後のヒーローインタビューでは「今日のゴールを息子にささげたい」と話し、大きな歓声を浴びた。